絶対に完走したかったので、本当にうれしいです。
ギリギリまで開催されるかわからない状況でした。
台風の接近に伴い、大会自体も当日の朝まで中止の可能性を残すほど、ギリギリの状態で開催が決定しました。
大会参加への準備
情けない話ですが、私はマラソンに限らずイベントの前日が眠れないタイプの人間でして、特にマラソンであれば、前日の睡眠は欠かせませんので、当日の家の出発を06:00としていたので、21:00には寝ました。
しかし、2:00に目が覚めてしまい、4:00まで2時間何とか眠る努力をしていたら、次に起きたのは5:50でした。
荷物は大体準備はしてあったのですが、大騒ぎでの出発となりました。
結果、なんとか睡眠時間は確保できたようでした。
GoProの端子部の蓋を忘れる!!
あわててはいけないですね。上記の写真の通り、GoProの蓋を忘れてしまいました。
今回のマラソンの様子を動画にまとめることを、楽しみにしていたのですが、この蓋がないと防水にならない為、カメラが壊れてしまいます。残念ながら、撮影を断念致しました。
会場に着いて
会場で荷物を預けるなどの、準備を終えた時、雨は最高潮でした。完全な土砂降りです。本当にこんな中、長時間走れるのかと思いました。
もう、笑うしかないと言っていたランナーの気持ちがすべてを物語っていました。
正直、走るのが嫌だったです!!
フルマラソンスタート!!
前日に友人が用意してくれたレインコートを着てスタートしました。
今回のフルマラソンは関門なしの制限時間7時間でした。
絶対に完走したい思いから考えた戦略がこちらです。
- 30kmまで1km7分30秒〜8分のペースで、できるだけ足の筋肉を温存して走る
- 8分として30kmなので、240分(4時間)、後の12kmでに3時間使う
- 可能なら35kmまで、8分ペースを維持すれば、さらに後半余裕ができる
- 20km地点まで、音楽を封印。後半の辛い時に楽しみを与えてペース維持
- 足が完全につってしまって、普通に歩けない状態にならないことが鍵
こんな感じで走り出しました。
大変なレースとなりました。
最初の市街地は、まだ元気もありましたが、決めたペースを維持して走りました。
大井川の河川敷に出るあたりから、雨も強くなってきました。道路は川ができており、
靴がなんども雨水につかりました。最初は避けて走っていましたが、途中あきらめました。
なんとか、ペースを守り20km地点へ
トイレもロスタイムと思い20km地点まで我慢していたので、トイレ待ちで一時休憩。ストレッチをするなど、ロスのないレース運びです。
そこで、気分転換の音楽を再生しようと思ったら、イヤホンが水でやられて壊れてしまっておりました。せっかくテンションUPの為と考えていたことが、できなくなってしまいました。かなりショッキングな出来事でした。
なんとか、気分を持ち直し再スタートです。
30km地点で両足がつりました。
ここまで、計画通りに進められてきましたが、30km地点で両足の太ももがつり始めました。やっぱりきたかという感じでしたが、あわよくば、35kmまで持たせたかった希望は断たれました。
まだ、完全につっていないので、多少走れましたが、タイムは1km10分くらいがせいぜいでした。無理すると歩けなくなるリスクもあり、それはリタイアを意味します。
そこで、歩いてみると1km11分くらいで歩けましたので、ゴールまでの時間を計算し、走ってリタイアのリスクをとるよりも、早歩きで11分ペースならゴールできる計算ができましたので、早歩きを中心に様子をみながら少し走るを繰り返して進めました。
チキンラーメンを食べないという決断!!
このマラソンで有名と聞いていた34km地点の大型の飲食エイドの前に差し掛かりました。みなさん美味しそうにチキンラーメンなどを食べています。
私も食べたかったですが、残りタイムを考えると、ここで時間をつかってしまうと完走できない可能性があると判断し、ここを素通りしました。食べたかった!!
38km地点で、早歩きでも辛い状況に!!
もう完全に足がゆうことをきかなくなってきました。
1km11分のペースで進めることが困難になりましたが、だましだましゴールをひたすら目指しました。もう全然走ることはできませんでした。沿道の方の声援を頂いてもひたすら、歩きました。
6時間25分、ゴールにたどり着きました!!
本当に厳しい状況でしたが、なんとかゴールすることができました。
先にゴールした友人も、寒い中ゴールで迎えてくれました。
最後の計測ラインの前20mくらいからは最後なんとか走ろうと思っていましたが、もう足は動かなくて、足を引きずってのゴールとなりました。
ゴールのアーチを初めてくぐることができて、本当に感動でした!!
ブログで応援いただいていた皆様、大変感謝いたしております。
ありがとうございました。